開港をきっかけに栄一の中で何かが変わり始める
栄一(吉沢亮)は仕事にますます励み、もっとよい藍を作るにはどうしたら良いかと思い巡らせていたが、ある妙案を思いつく。一方、幕府はペリー(モーリー・ロバートソン)の再来航が迫り混乱していた。斉昭(竹中直人)は、次期将軍候補である息子・慶喜(草g剛)に優秀な家臣を付けようと、変わり者の平岡円四郎(堤真一)を小姓に据える。そしてついに、日米和親条約が締結。開港の噂は血洗島にも届き、栄一たちは愕然とする。そんな中、父・市郎右衛門(小林薫)の名代として、多額の御用金を申し渡された栄一は、その理不尽さに、この世は何かがおかしいと感じ始める。