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2018.1.18(木)
注目のインタビュー

大河ドラマ「いだてん 〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」
月1連載インタビュー

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第2回 嘉納治五郎 役/役所広司さんインタビュー

講道館柔道の創始者であり、アジア初のIOC委員として、日本のオリンピック初出場のために奮闘した嘉納治五郎。"日本スポーツの父"と呼ばれ、金栗四三が子どものころから憧れ続けた嘉納を演じるのは、『花の乱』以来25年ぶりの大河ドラマ出演となる役所広司さんです。スポーツとオリンピックにかける嘉納治五郎の情熱をどう感じているのか、これまでにない大河ドラマをどう見ているのか、その思いをお聞きしました。

「こういう人物がいないと歴史というのは動かないのだろうと思います」

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――『いだてん』に出演すると決まったときのお気持ちは?

「2020年の東京オリンピックに向けて、大河ドラマでオリンピックに関わる物語を作るというのは、とてもいい企画だと思いましたし、宮藤官九郎さんの台本を読み、今までとは違った大河ドラマファンが増えるのではないかと思いました。僕はこれまで、金栗四三さんのことをほとんど知らず、嘉納治五郎さんがオリンピックに向けてとても頑張って動いていたこともあまり知りませんでした。ですから、スタッフが用意してくれた嘉納さんの写真や資料を読んで、"こんな人だったのかな"となんとなく思いながら、最終的には宮藤さんの書いた嘉納治五郎の人物像を照らし合わせ、うまく実在感を出せるように演じています」

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――嘉納治五郎さんの印象を教えてください。

「あの時代に外国人と話すことができる語学力があり、オリンピックと世界平和をつなげ、猛反対を受けながらも日本をストックホルムオリンピックまで導いたというのは本当に立派な方だと思います。この方がいなかったら日本のスポーツはどうなっていたのかと思うくらいのすばらしい人物です。ドラマの中ではとても陽気な性格ですし、楽観的すぎることで周りに迷惑をかける人物に描かれていますが(笑)、こういう人物がいないと歴史というのは動かないのだろうと思いますね」

――嘉納治五郎さんがオリンピックに執着したのはなぜだと思いますか?

「フランスの教育者であり、近代オリンピックの基礎を築いたピエール・ド・クーベルタンからどのような要請があったのか詳しくはわからないのですが、最初は嘉納さんもオリンピックというものをあまり知らなかったと思うんです。ただ、クーベルタンの"スポーツによって世界の平和を目指し、スポーツによって人間を育成していく"という思いに、柔道家として、スポーツマンとして、共感したのではないでしょうか。柔道は礼を重んじて相手も尊重するという教えがありますからね。そして、嘉納さん自身、いろいろな国に視察に行き、外国人との交流がいかに世界平和にとって価値があるのかということをよくわかっていたのだと思います。IOCの総会に出るたびにオリンピックの価値を学び、"自分の考えは間違っていなかった"と感じていたからこそ、関東大震災の後も、とにかくスポーツをすることで人間も復興するんだという思いがあったのでしょう」

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――今回、柔道の練習はされたのでしょうか。また、外見としては"ひげ"が特徴的ですが、苦労などはありますか?

「柔道は高校の体育で習ったことがあるくらいなので、今回、嘉納さんが作られた講道館に行き、永井道明役の杉本哲太さんと一緒に柔道を教えていただきました。筋肉痛と打撲で苦労しましたね(笑)。ひげについては、いつもメイクでひげをつけるたびに『ヒゲダンス』の音楽が自分の中になっていました(笑)。でも、一本一本ひげをつけているので、はがれることがないんですよ。食事をするときだけはどうしてもひげが口に入ってしまって大変なのですが(笑)、本物のひげに見せるメイクは本当にすばらしい技術だと思います」

――金栗四三さんを演じる中村勘九郎さんの印象と現場の様子を教えてください。

「クランクインしてから勘九郎さんを初めてお見かけしたときに、マラソンランナーらしい体型に準備されていて、金栗さんが地方から出てきたばかりという雰囲気がとても出ていたので、すばらしい役作りをされているなと感じました。実際に一緒に演じていても彼のエネルギーはとてもすばらしいものです。現場の雰囲気は、シリアスな場面でもユーモラスになるという宮藤さんの台本の"陽"の部分が反映されていて笑顔が絶えない現場です。僕も含め、みんなが勘九郎さん演じる金栗さんの役に立ちたいと思い、金栗さんを盛り上げる役割を背負っているのだと感じながら演じていると思います」

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――最後にメッセージをお願いします。

「100年ほど前に日本人が世界とスポーツで戦うために遠い国に行き、そこから現代の日本人がスポーツに感動をもらえるようになるまで発展していった過程が、ドラマに細かくユーモラスに描かれています。ドラマの中でおそらく一番の有名人は嘉納治五郎なのですが、金栗さんや三島弥彦さんなど、明治・大正・昭和にかけて、歴史上こんなに頑張った日本人がいたのかと驚くと思います。フィクションなのかノンフィクションなのか調べてみると、きっとおもしろいと思いますよ!」

――……ありがとうございました。

番組情報

いだてん 〜東京オリムピック噺(ばなし)〜

毎週日曜 夜8:00〜 NHK総合

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情報提供:ウィルメディア編集部

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