日本で最も使われている番組表アプリ。まだの人は今すぐDL!
auテレビ.Gガイド
テレビ

第8回 前畑秀子 役/上白石萌歌さんインタビュー

1932年のロサンゼルスオリンピックで銀メダル、1936年のベルリンオリンピックで日本人女性初の金メダルに輝く前畑秀子。前畑といえば、「前畑、ガンバレ!」の実況でも有名な伝説のスイマーです。そんな前畑を演じるのは、大河ドラマ初出演となる上白石萌歌さん。もともと水泳が好きだった上白石さんが、平泳ぎの金メダリストを演じるにあたってどんな準備をしたのか、どんな部分に共感して演じているのか、撮影裏話を含めてお聞きしました。

「前畑秀子という役に懸ける思いがどんどん膨れ上がっていきました」

テレビ

――前畑さんはどんな女性であり、選手だったと思いますか?

「ドラマの中ではそれほど蔑むような言葉はありませんが、1930年代頃は女性の地位がまだ高くなかったので、実際はひどいことも言われていたのだと思います。そんな中、世の中の女性の星となり、女性のスポーツ進出に影響を与えた前畑さんは、信念を持った強い女性だったのだと思います。でも、大会直前に弱気になって、"勝てへん"と言って控室を走り回ったり、ほかの女子選手たちと、"男子選手ならこの人がかっこいいよね"と話をする一面にはすごく共感しました(笑)。こんなにすごい選手でもプレッシャーを感じて、期待も不安もずっと胸の中にあって戦っているんだと思うと、私自身、前畑秀子という役に懸ける思いがどんどん膨れ上がっていきました」

テレビ

――水泳選手を演じるにあたって肌を焼き、体重をだいぶ増やされたそうですね。

「撮影に入るまで、水泳の練習期間含め半年くらい時間をいただいたので、その間に7キロほど増やしました。でもずっと胃の中に食べ物があるというのは、痩せることと同じくらい大変でした(笑)。ただ、肉体からアプローチすることで、今まで以上に役のセリフや生き様を自然と自分のものにして落とし込めることができるとわかったので、これからはあまり自分をセーブせず、いろいろな役に挑戦していけたらいいなと思います。肌も最初は日焼けサロンに通って焼いて、お化粧のトーンも落として、なるべく当時の水泳選手に近づけるよう準備をしていました。ところが、ロサンゼルスオリンピックとベルリンオリンピックのロケで肌が焼けてしまい、途中からドーランがいらないくらい黒くなったので、お化粧しなくても前畑さんに近づけたような気がしてすごくうれしかったです」

テレビ

―― 上白石さんはもともと水泳を習っていたそうですが、撮影で大変なことはありましたか?

「私は水泳が好きで、なかでも平泳ぎが一番好きだったのですが、当時は今と泳ぎ方が違うので、技術的な面がすごく難しかったです。前畑さんの泳ぎというのは、"伸び"というより"瞬発力"でガンガン前に進む感じなので、最初に伸びを意識して泳いでいたら、指導の先生に"そうじゃないよ"と言われました(笑)。オリンピックの撮影では、外国のスイマーの方が周りで泳いでいたので、体格や、ひとかきの伸びも全然違うので、前畑さんが当時感じていたであろう外国人選手との体格の違いの怖さを肌で感じました」

――現場の雰囲気や阿部サダヲさんの印象はいかがですか?

「オリンピックのシーンはずっと水の中にいないといけなかったので、体力的にも精神的にもすごく大変でしたが、水泳チームは本当に仲が良くて、あのキャストの皆さんじゃなかったら、泳ぎきれなかっただろうなと思うほど、日に日に絆が深まっていきました。撮影がお休みの日も集まっていたので、この絆がずっと続いたらいいなと思います。田畑政治を演じる阿部さんは本当にすごいです。普通は役に染まろうとすると思いますが、阿部さんは役の方から阿部さんに染まっていくような感じがします。阿部さんが演じると台本が見えないし、本当に阿部さんの体の内から出た言葉と動きのように感じるので、"役が生きている"というのは、こういうことなんだと思いました」

テレビ

――前畑さんを演じたことで、来年の東京オリンピックの見方が変わりそうですか?

「そうですね。前畑さんはロスの銀メダルですごく満足していましたが、"なぜ金メダルを獲らなかったんだ"という言葉を受けて、ロスからまた4年間、血のにじむ思いで練習をしていきます。"前畑、ガンバレ!"という言葉が有名ですが、その言葉を浴びるように受け取っていた彼女は、"ガンバレ"という言葉をプレッシャーに感じていたこともあると思います。でもそうやって選手たちが周りの期待を背負いながら自分と戦っているんだと思うと、来年の東京オリンピックを見る目も変わりました。今、オリンピック前に『いだてん』でオリンピック選手を演じられることを誇りに思いますし、東京オリンピックでは、水泳をぜひ見てみたいです!」

――……ありがとうございました。

次回

テレビ

第36話

「前畑がんばれ」

2019年9月22日(日) 午後8:00〜 NHK総合

前畑秀子は経験したことのないプレッシャーと闘っていた
前回大会の雪辱を期す前畑秀子(上白石萌歌)は、経験したことのないプレッシャーと闘う。日本国中から必勝を期待する電報がベルリンに押し寄せ前畑を追い詰める。レースを目前にアナウンサーの河西三省(トータス松本)が体調を崩すが、田畑(阿部サダヲ)は前畑勝利を実況すると約束した河西の降板を断固拒否する。そして迎える決勝。ヒトラーも観戦する会場に響くドイツ代表への大声援。オリンピック史に残る大一番が始まる―

出演:噺・ビートたけし中村勘九郎阿部サダヲ綾瀬はるか生田斗真杉咲花森山未來神木隆之介橋本愛杉本哲太竹野内豊大竹しのぶ役所広司

番組情報

いだてん 〜東京オリムピック噺(ばなし)〜

毎週日曜 夜8:00〜 NHK総合

登録して出演番組を
見逃さないようにしよう。
テレビ
テレビ
テレビ
テレビ
テレビ
テレビ
テレビ
テレビ
情報提供:ウィルメディア編集部
オススメ
テレビ
ビデオパス×auテレビランキング
テレビ
auテレビTOP
番組表