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第12回 岩田幸彰 役/松坂桃李さんインタビュー

田畑政治(阿部サダヲ)とともにオリンピック東京招致に向けて行動し、田畑が東京オリンピック組織委員会事務総長辞任へと追い込まれてからも、田畑の思いを引き継ぎ、東京オリンピック成功へ導こうと奮闘するJOC常任委員の岩田幸彰。色男でつねに女性に囲まれている愛称"岩ちん"を演じるのは、『軍師官兵衛』以来、大河ドラマ二度目の出演となる松坂桃李さんです。田畑を支え、最終回に向けてますますその存在感を示すことになる役柄をどう感じているのか、撮影裏話とともにお聞きしました。

「今の時代にも田畑さんのような人がいてほしい」

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――本格的な撮影に入るまで、長い期間あきましたが、苦労はありましたか?

「僕のクランクインが去年の9月くらいで、オリンピック開催地が東京に決まり、"東京"と書かれた紙を田畑さんがかかげているシーンの撮影だったんです。そのとき、阿部(サダヲ)さんと松重(豊)さんと一緒に現場にいたのですが、三人の役柄にはどんな繋がりがあり、なにがあってオリンピックの東京招致に至ったのかがわからなかったので、"これはどういうテンションで演じたらいいんだろうね?"と話をしていて(笑)、とりあえず全員が熱量を爆発させてやろうとなった思い出があります。その後、しばらく現場に呼ばれなかったので、再び撮影に入ったときは、改めてクランクインしたという気持ちが強かったですね。実際、最初の撮影から期間が空いていたので、気持ちの持続が難しく、岩田が自分の中から完全に抜けていると感じたのですが、最初の撮影と同じセットに入ってからはちょっとずつ感覚を取り戻していくことができました」

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――阿部サダヲさん演じる田畑の魅力と、阿部さんの印象を教えてください。

「阿部さんが演じた田畑さんは本当に嵐のような人。本来だったら嵐って避けたいじゃないですか。でも阿部さんが演じる嵐にはなぜか巻き込まれたいと思わせるような魅力があるんです。田畑さんってすごく口が悪いし、せわしないし、よく怒るし、どこにこの人の凄さがあるのか一見わからないんですけど、実際に相対してみると、なにかすごいことを起こすのではないか、この人といると楽しいことが待っているんじゃないかと思わせてくれるんです。なによりそれは、演じた阿部さんの魅力もあるからだと思います。阿部さんは、場の空気を一瞬で変えることのできる方なので、僕も俳優を続けていくうえでそのような力を身に着けたいと思いましたし、岩田という役を通じて、阿部さんのお芝居を一番間近で見ることができ、とてもいい時間を過ごさせていただきました」

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――田畑が東京オリンピック組織委員会事務総長退任へと追い込まれたときのお気持ちは?

「ひたすら悔しかったです。オリンピックに人生を捧げてきた人なのに、いろいろな圧力によって組織委員会から外されてしまった。岩田含め、自分がなにもできないという悔しさは、"チーム田畑"全員が持っていたと思います。田畑さんって、オリンピックの話をすると本当に嬉しそうな顔をするんですよ。そんな顔を見ると、一緒にやってきてよかったな、やっぱりこの人だなと思うんです。だからこそ、岩田たちは裏組織委員会を立ち上げたんだと思います。でも、その裏組織委員会のシーンで、田畑さんが怒りながら服を脱ぎ始めたときはすごくおもしろくて、思わず笑ってしまいました(笑)。そういうことが度々撮影ではあったのですが、それは宮藤(官九郎)さんの脚本ならでは緊張と緩和のバランスなんでしょうね。シリアスで緊張しているシーンだと思っていざ現場に入ってみると、緊張はしているけれど、全員緊張したお芝居をすることによって笑いが起きるのだと本作ですごく感じました」

――岩田の人物像をどう捉えていますか?

「今回は表だって有名だった方ではなく、裏方で活躍した有名人たちを描いているので、あまり詳しい資料がなかったんです。ですから、台本に忠実に、沿って演じていくイメージが強かったですね。そのなかで感じたのは、岩田はすごく情熱的で、田畑さんと同じようにオリンピックに並々ならぬ思い入れがあったこと。ヨットの選手としてオリンピックに参加したかったけれど、出ることができなかったからこそ、今度は裏方として東京オリンピックに参加したいと強く思っていたんだと思います。そんな彼のエピソードも台本に書かれていたので、演じる上でオリンピックに熱くなる気持ちを僕も乗せやすかったです」

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――『いだてん』に出演して、来年の東京オリンピックを見る目が変わりそうですか?

「開会式はどんな感じになるのかと、ものすごく興味があります。ドラマの中でも開会式をどうするのか、そうとう揉めましたから(笑)。実際、どのようなことがその日、巻き起こるのか、誰も予想がつかないと思うので、僕自身もその瞬間を楽しみにしています。それと田畑さんが言っていたように、"日本の最大のお祭り"になればいいなと。選手たちが全力で真剣勝負をして、国籍関係なく最後はみんなで称え合って終わる。そうなればいいなと本当に思います」

――最後にメッセージをお願いします。

「オリンピックについて、本気で情熱をもって考えた人たちがこんなにたくさんいたのだと知ることができただけでも、『いだてん』に参加できた意味があると思いました。ひとつのことを成し遂げるためには、田畑さんのように周りの顔色をうかがうことなく、意見を押し出していける人というのはすごく強いと思うし、いろいろな人を引きつけるし、なにより成功に繋がる一番の近道なのだと改めて思いました。今の時代にも、やっぱりそういう人がいてほしいと思ってしまうところがあります。たまには田畑さんみたく熱く、"これだけおもしろいことができるんだからやってみようよ"と、押し出していける現代になってもいいのではないかと思いました。物語としては、最後まで第1回からの伏線を回収していくので、"宮藤さんの脚本はこれだよね!"と実感して楽しんでいただけると思います」

――……ありがとうございました。

次回

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第47話

「時間よ止まれ」

2019年12月15日(日) 午後8:00〜 NHK総合

田畑は国立競技場のスタンドに立っていた
1964年10月10日。念願の東京五輪開会式当日。田畑(阿部サダヲ)は国立競技場のスタンドに一人、感慨無量で立っていた。そこへ足袋を履いた金栗(中村勘九郎)が現れ、聖火リレーへの未練をにじませる。最終走者の坂井(井之脇海)はプレッシャーの大きさに耐え兼ねていた。ゲートが開き、日本のオリンピックの歩みを支えた懐かしい面々が集まってくる。そのころ志ん生(ビートたけし)は高座で「富久」を熱演していた―

出演:噺・ビートたけし中村勘九郎阿部サダヲ綾瀬はるか生田斗真杉咲花森山未來神木隆之介橋本愛杉本哲太竹野内豊大竹しのぶ役所広司

番組情報

いだてん 〜東京オリムピック噺(ばなし)〜

毎週日曜 夜8:00〜 NHK総合

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情報提供:ウィルメディア編集部
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