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第11回 五りん 役/神木隆之介さんインタビュー

いつの間にか志ん生(ビートたけし)の弟子となり、"オリンピック噺"を通して、金栗四三(中村勘九郎)のパートと田畑政治(阿部サダヲ)のパートをつないできた五りん。父親が四三の弟子・小松勝(仲野太賀)、母親がりく(杉咲花)という驚きの展開もありながら、ついに寄席を飛び出し、五りん自身が物語に大きく関わっていくことになります。そんな五りんを演じるのは、大河ドラマ四度目の出演ながら、一年通して出演するのは初めてという神木隆之介さんです。神木さんに、これまでの撮影を振り返りつつ、最終回に向けての思いをお聞きしました。

「これまでの道は、五りんが目的を探すためにすべて必要なプロセスです」

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――演じる役がオリジナルキャラクターの"五りん"と聞いて、最初の印象は?

「"五りん"ってそのままオリンピックのことじゃん! 名前、ひとりだけ浮かないかな?と思いました(笑)。ドラマの内容が、日本がオリンピックを開催するまでの話だと聞いていたので、五りんという名前はあまりにも象徴的すぎですし、いったいどんな役なのか、すごく謎でした。それに最初は"落語に興味のない弟子"ということだけ聞いていたので、いったいどういう立ち位置の役なのかと疑問に思いながら演じていたんです。だからまさか落語をやるようになって、大きく動いて物語を繋ぐ人間になるとは思ってもいませんでした」

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――落語のシーンに苦労はありましたか?

「落語の練習は2〜3回ほどNHKに通い、そばを食べるときに扇子を使って表現することや、扇子を床について音を出すこと、セリフの抑揚や話すときの速度、落語の"さげ"をどのように言ったら皆さんに伝わりやすいかなど、基礎的なことを教えていただきました。でも、五りんは落語に興味がないキャラクターなので、落語はやらないものだとばかり思って安心していたんです。ところが11回くらいから徐々に落語のシーンが入るようになり、"あれ?"と(笑)。ただ、落語といっても、五りんは寄席のお客さんに話をしながら、ドラマを見てくださる方々と一緒にオリンピックの物語を知っていく、一番視聴者と近いキャラクター。だから僕も初めて物語を聞いたときの"新鮮度"を大事にして、最後までみなさんと同じ目線で話すことを守ろうと思いました」

――噺家を演じる方とのエピソードはありますか?

「若き日の志ん生・孝蔵を演じた森山未來さんが、志ん生の長男・金原亭馬生と、次男・ 古今亭朝太を演じている姿を目の前で見たときは、喋り方もまったく違う二役を演じていたので、本当にすごいと思いました。ただ、未來さんと話をしたときに、"自分が演じた噺家本人の落語を聞いたことがある方やファンの方がいらっしゃるので、その方たちが首をかしげたり、ちょっと違うな…という顔をしているところを見るとショックだ"と言っていたんです。やはり、実在する方と同じように落語をしなくてはいけないプレッシャーは大変なものなのだろうなと思いました。僕は落語の所作のみ習い、あとは"五りんぽく"とだけ言われていたので、求められているレベルが圧倒的に違うんですよね」

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――五りんの寄席のシーンはとても楽しそうに見えますが。

「そう思ってもらえるとうれしいです。落語をまったく知らなかった五りんが、志ん生という偉大な人間の目にとまり弟子となり、寄席に来たお客さんも五りんの話を聞いて笑ってくれる理由は、下手だけどなにか聞いていて楽しいからだと思うんです。そのためには自分自身も楽しまないといけないと思うので、しゃべりで噛むことを恐れず、緊張しつつも思いきり楽しむことを大事にしています」

――志ん生を演じるビートたけしさんの印象はいかがですか?

「世界の北野武監督ですし、映画『アウトレイジ』も見ていたので、勝手に怖いイメージがありました。でも、五りんは師匠に遠慮がない役柄なので、僕自身も五りんと同じように思っていないと演じていてもどこかしら気を遣った態度が出てしまうと思いました。そういう中途半端な芝居はしたくないですし、もし怒られたとしてもいいやと思って(笑)、おこがましいですけど、たくさん話しかけさせていただいたんです。たとえばセットに文鳥がいたときは、"文鳥、好きですか?"と聞いてみたり、将棋があれば"将棋やられるんですか?"と聞いたり。芝居をするときは、"どの位置にいたらつっこみやすいですか"など、どんどん聞いていったんです。するとたけしさんは質問に答えてくださるだけでなく、僕が思う以上に話にも芝居にも付き合ってくださり、本当に優しくて、器の大きさが無限大だと思いました」

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――第42回で志ん生をおんぶするシーンは印象的でした。

「五りんが師匠を元気づけるシーンなんですけど、五りんと師匠の関係性をずっと見てきてくださった方にはきっと感動していただけたのではないかと思います。穏やかに見えて、二人が覚悟を改めて持つようなすごく大事なシーンでした。でも、実際の撮影は大変でしたね(笑)。下り坂だったので、世界の北野を背負って前に転ぶことだけは防がなくてはならない!と、必死の思いでおぶらせていただきました(笑)。放送された映像にもありましたが、師匠が下にずれてきたときに僕が"ちょっと上にいきますよ、せーの!"って言うと、持ちやすいように持ち上がってくれて、すごくほっこりしました(笑)」

――最後にメッセージをお願いします!

「第1回で五りんが登場したときから、彼がなにをしたいのか、どこに行きたいのかわからなかったので、僕自身、演じていてもどこに着地をしたらいいのかわからず演じていました。でも物語が進んでいくと、これまでの道は彼が目的を探すためにすべて必要なプロセスだったということにたどり着きます。最終回に向けて二転三転する五りんの動きも『いだてん』の見どころになればいいなと思いますし、五りんはこういうことがやりたかったんだと、みなさんに少しでも伝わるとうれしいです」

――……ありがとうございました。

次回

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第44話

「ぼくたちの失敗」

2019年11月24日(日) 午後8:00〜 NHK総合

日本選手団はアジア大会への参加を強行する
1962年アジア大会。開催国インドネシアが台湾とイスラエルの参加を拒んだことが国際問題に発展。ボイコットする国も出る中、田畑(阿部サダヲ)率いる日本選手団は参加を強行、帰国後に猛烈なバッシングを浴びる。川島(浅野忠信)は田畑の事務総長解任に動く。脳出血で半身麻痺を患った志ん生(ビートたけし)は高座復帰を目指しリハビリに励む。五りん(神木隆之介)との落語二人会を企画し、それを目標とするのだが―

出演:噺・ビートたけし中村勘九郎阿部サダヲ綾瀬はるか生田斗真杉咲花森山未來神木隆之介橋本愛杉本哲太竹野内豊大竹しのぶ役所広司

番組情報

いだてん 〜東京オリムピック噺(ばなし)〜

毎週日曜 夜8:00〜 NHK総合

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情報提供:ウィルメディア編集部
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